量子テレポーテーションと量子コンピュータ

物理の教科書には、「光は波であると同時に粒である」と書かれている。光に限らず、同じことが、どのような物質を分解しても、物理量の最小単位である量子までいけば、言えるのである。
科学の最先端分野である量子力学の世界では、我々の感覚を超えた「存在の本質」が見え始めている。

この分野での、もう一つの奇妙な現象に、かのアインシュタインも悩み続けた「量子もつれ」がある。量子テレポーテーションとも呼ばれる。こういうことだ。例えば、電子のスピンは、観察者が計測した時にだけ、その回転数が実在する。今、一対の電子と陽電子を想定する。スピンの総和は0、即ち、電気量の総和は0のペアーが、空間を正反対の方向に向かって飛び出す。そして、一方の電子のスピンを計測する。マイナス0.5回転だ。その瞬間に相手方の回転数、プラス0.5回転が決定する。そこで、大きな疑問が生じる。奇妙な現象が生じている。それは、「観察者が意識することで、ペアー間で光より速く信号が伝わっている」という事実である。

現在、日本の研究者が進めている新タイプの量子コンピュータは、この奇妙な現象を利用することで、超高速の計算を実現させようというものである。光の粒などの量子を空間内で分離させ、ペアー間での超高速の信号伝達を使って計算する仕組みだ。

ここで、もう一度考えなければならないことがある。「心・意識は、本来、時間と空間を超越した次元にある」とする筆者の仮説である。この仮説を前提とすれば、このアインシュタインも悩み続けた「量子もつれ」の説明は可能なのだ。意識伝達は時間と空間を超越している領域で生じ、その所要時間は無時間、だから、光速を超えている。

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