歪んだルール

「小さなものは見え易いが、大きなものは見え難い」という言葉を知っているだろうか。スーパーで、1円2円の価格差に一喜一憂し、マンション購入で、数百万円、いや、一千万円を超える損をしても気付かない人は多い。大き過ぎて見えないのだ。

スポーツ選手は、一生懸命、技を磨き、体力を養い、チャンピオンを目指す。そのことは素晴らしいのだが、ルールを変えれば、チャンピオンがチャンピオンではなくなる。国を代表して競い合うスポーツでは、ルールを支配するものが、大きくて見え難いことを悪用して、自国有利のためにルールを変更することがある。

全ての競争にルールは必要だが、そのルールは、特定の国、特定の組織、特定の階層、特定の人によって支配されてはいけない。特定の国、特定の組織、特定の階層、特定の人に有利なルールが生まれる恐れがあるからだ。しかし、現実はどうだろうか。スポーツはおろか、社会競争や経済競争に於いても、不公正なルール作りとその結果としての歪んだルールが蔓延しているではないか。

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